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食を通じて
生き抜く力を育む

ごあいさつ
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
私たちの身体は食べたものでできています。これまで23年にわたり小学校や保育園、団体など2万人以上の方々に「食べることの大切さ」をお伝えしてきました。健康で豊かな心と身体をつくるために、食の知識や食べる楽しさを広める人が必要とされています。
家庭や地域で「食の大切さを伝える人」が活躍できるように支援しています。
食育コミュニケーター
市原るり子
お問い合わせ


私と食育
私がなぜ食育にこだわるのか。
32歳の若さで亡くなった大切な妹との約束。
ひと月の余命宣告を受けた妹は、半身不随となり天井を見上げ死を待つばかり。感情を失っていきました。
私は何をしてあげられるのだろう。毎日心を込めて妹の好きな料理を作ることくらいしかできない…。
無表情の妹の口にひと口お味噌汁を運ぶと「おいしい」と言って満面の笑みを浮かべたのです。
それから3か月、私が作る料理を毎日楽しみに待っていてくれるようになりました。
『死』という絶望の淵にいても食は一瞬で人を笑顔にする力がある。
「お姉ちゃんありがとう。たくさんの人を笑顔にしてね」
妹の遺言。そして約束。
食を通じて一人でも多くの人を笑顔にしたい。
そんな想いで23年食育活動をしてきました。

子どもたちにとって食体験は、自主性や想像力、コミュニケーション能力を育む大切な機会です。 収穫体験を通して、苦手だった野菜を食べられるようになったり、恥ずかしがって声が出せなかった子が「いらっしゃいませ!」と元気に声をかけられるようになる姿を目にすると、胸が熱くなります。 これからも、子どもの可能性を引き出す食体験の場を作り続けていきたいと思っています。
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